“いとう「僕はポエトリー・リーディングってわかりやすく言ってるけど、ほんとは演説してるつもりなわけ。演説って、明治維新からこっち、いろんな人たちがやってるわけで。〈婦人に参政権を与えろ〉とかさ、〈全国民が等しく参政権を持つべきだ〉とか。アフロ・アメリカンがやってきたことを日本でもやっているんだよ、明治/大正期に。全共闘時代にはたくさんの学生が演説し、三島由紀夫は右翼の立場から演説し、国会でいろんな人がいろんな演説をし……って、そのしっぽに80年代ヒップホップが乗っかっていただけだって認識が俺にはあるから。ヒップホップだけ聴いている人には、まったく負ける気がしない。聴こえるものが違うんだと思う。僕には意味が聴こえるから。意味のないラップに俺は興味を持てないし、心が動かない。政治的なポエトリー・リーディングとか歌とか、“ヒップホップの初期衝動”とか。どうやって聴いた人に意味を届けるのか、聴いた人の脳のなかに俺が伝えたい色とか形とかがどうやったら届くだろうかって。もちろん全部はできてないですよ。ただ、そういう気持ちでやっているからさ。〈あれ、こっちにもなんかヒップホップっぽいものがある〉とか、その〈気付き〉がヒップホップなんでしょ。宇多丸にも言ったことだけど、発明がヒップホップじゃん。だから、インクスティックで指を鳴らすだけでリハになることに感動したんだよ」”
—第23回 ─ 最終回!! 日本語ラップのパイオニアに学ぶ~いとうせいこう & TINNIE PUNX『建設的』 - bounce.com 連載 (via souchou) (via uessai-text) (via diex) (via nsss, souchou)
2009-12-03 (via gkojay) (via luft2501) (via uessai-text)
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